半信半疑のお客様を「なるほどね!」と納得させるには・・・

ronritekihanasikata セールストーク

論理的に話せる人と話せない人

あなたは、「なるほどね! 今日の話の趣旨は良くわかりました」、「説明通りのメリットがあるなら前向きに検討させてもらいましょう!」と、好評のうちに商談を終えるビジネスシーンを想像してください。

 

得意先でのプレゼンの成功は、お客様からの信頼を得ることにつながります。
同席した上司の安心した雰囲気が伝わってきます。
後輩からは、「先輩、なんでそんなに説明が上手いんですか?」と一目置かれます。 ちょっと誇らしい気分になりますよね。

 

逆に社内のプレゼンで、「話が分かりにくい!もっと整理してから報告しろ!」、「話が論理的でないから、何を伝えたいのか分からない!」と、なかなか上司や周りの人に理解してもらえない場合もあります。

 

相手の考えが間違っていても、論理的にその理由を説明できない。
こんな時は自信喪失です。

 

自分の想いを伝えることがビジネスの基本

論理的に筋道だてて話す能力は、ビジネスではとても重要になります。

 

このスキルを身に付けるか付けないかで、仕事の成果に大きな差が生まれて しまいます。
営業担当者にとって、自分の想いを伝えるスキルは必須の営業ツールと言えます。

 

営業担当者は、プレゼンテーション、提案書、顧客との交渉など、自分の想いを 伝える 機会は多いはずです。
論理的に考え、話し、書くことが必要になってきます。

 

論理的に話をすることは、誰でも訓練をすれば習得できるスキルです。
筋道のある話しの展開ができるので、自分の考えが相手に伝わりやすくなります。
何よりも、あなたの仕事が信頼されるようになります。
あなたの仕事が今までよりスピードアップします。

 

あなたは自分の仕事に自信が持てるようになります。
話の趣旨が明確なあなたの説明に、上司や周りの先輩、同僚の安心した雰囲気が 伝わってきます。
職場ではもちろんのこと、得意先でも自分の意見や考えをわかりやすく伝える論理的な話し方が大切です。

 

特に得意先では、相手が知りたいことを筋道だてて説明できれば、「あっ、なるほどね!」と 納得してもらえます。
何よりもお客様との信頼関係を築くことができるのです。
その後の営業がスムーズに進みます。

 

自分の考えを相手に分かりやすく伝える方法は難しくはありません

お客様に対する商品提案のプレゼンのシーンを思い浮かべてください。

 

「この商品の一番のポイントはこの新機能です」
「したがって、この商品でお客様のこれまで悩みの種だった不自由さを解消できます」
「併せて30%の経費が削減できます」などと、結論を先に伝えて、その理由を論理的 にわかりやすく 説明できれば、顧客は「あっ、そうなんだ!」と納得し、あなたのこと を信頼します。

 

「結論」を先に伝えます→次にその「理由」です→「具体例」を紹介します→「まとめ」として結論を再度伝えます。
この基本的な流れを意識して人前で話したり、お客様との交渉を積み重ねていけば、自然に身に付いていきます。

 

文章の場合も同様です。
「結論」(私の考えはこうです)→「理由」(なぜなら・・・)→「具体例」(たとえば・・・)→「結論」(だから私の考えは・・・) となります。

 

すぐに実行できます。
「結論から先に」話を始めることです。
話の趣旨やポイントを早めに伝えましょう。
相手の理解度が高まります。

 

結論に続く形で具体的な理由を述べていくようにすれば、話を論理的に展開すること ができます。 多くの人が書籍などでこのことを知ってはいますが、多くの人が実行で きていませんから!

 

ワクワク営業考

営業マンの仕事は多くの人と面談します。
論理的に話せるようになると、相手の話しも論理的に整理できるようになります。
整理して理解できるスキルは、聴く力となり相手の考えを正確に理解することができます。

 

この高いコミュニケーションスキルは、トップセールスへの道へつながります。

さらに、営業を終えて社に戻ればお客様へ の連絡、 営業報告、提案書の作成、会議の準備、メールチェックなど仕事は山盛りです。
それでも売れる営業担当者は、疎かになりがちな営業の基本を外すことなく忠実に実践しています。