《心に伝わるプレゼンテーション》
新社会人がデビューする季節です。
社会人になれば、
人前で何かを説明しなくてはならない場面
が増えてきます。
代表的なものがプレゼンテーションです。
中でも営業職に就けばプレゼンに取り組む
機会が多くなります。
その営業マンの営業成績はプレゼン力に
比例するのです。
営業にはプロセスがあります。
どんな営業でも場当たり的な対応では成果は
上がりません。
アプローチの段階では、どんな商談になるか
予測して面談を重ねます。
面談の際にさりげなく質問を重ねてニーズを
探ります。
そしてプレゼンです。
ニーズがハッキリすればそれに向けて提案を
します。
特に法人営業の場合は、決定にかかわる人が
複数いることがほとんどです。
プレゼン力が問われる場面です。
ところで、
上手なプレゼンを受けると実感できるのですが、
とても分かり易い自分の言葉でしゃべる人の
プレゼンはダイレクトに伝わってきます。
プレゼンのための資料づくりはパワーポイント
を利用する人が多いと思います。
見栄えの良いものができますからね。
とはいえ、内容は自分の考えに沿ったものに
仕上がっていなければなりません。
自分の考えを、自分の言葉で説明できるほどの
資料になっていれば、相手にはしっかりと
伝わります。
お客様の立場からすれば、
資料を読み上げるばかりのプレゼンでは
興味がわきません。
「それって書いてあるじゃない!」と
お客様は退屈してしまいます。
そのうち、あなたが作成した資料に目を
通すだけになってしまいます。
資料を見終えたら退席されるかもしれません。
プレゼン上手になるには経験を重ねることです。
あなたの想いを込めて、あなたの言葉で説明
できるようになります。
そして、あなたのプレゼンは絶大な効果を発揮
するようになります。
《事前の準備とリサーチが余裕をつくります》
人前で話すことは緊張するものです。
その緊張を少しでも和らげることができる
のは事前の準備です。
内容をしっかり理解し覚えていれば
人前でも余裕が生まれます。
自然な気持ちで臨めます。
本番だけが何よりも大事だと思っていませんか。
そんな人ほど、事前の準備をおろそかにしがち
なんです。
本番を成功させるためには
事前準備あるのみです。
《頭が真っ白にならないために》
「台本を準備しておくと良いですね」
何も事細かなものである必要ありません。
話す内容をわかりやすいようにまとめておきます。
大事なポイントはマークしておきます。
強調する箇所、ゆっくり説明する箇所を
書き込んでおきます。
「プレゼンの流れは覚えておきましょう」
話す流れを覚えておきます。
ザックリでOKです。
台本は準備していますから。
「資料はシンプルに」
説明用のグラフや表などは必要です。
お客様が一目で理解できる見やすい
ものにしておくことです。
この資料でお客様に伝わる効果がグンと
上がるのです。
「最初の言葉がスムーズに出るように」
どんなに事前の準備をしていても、
スタートは少なからず緊張するものです。
話し出しの言葉は決めておいた方が
良いでしょうね。
挨拶ですから定型的なもので大丈夫ですよ。
《プレゼン力はコミュニケーション力》
人前で話すことが苦手な人、緊張しやすい人、
苦手意識を払拭しなければいけません。
経験を積み重ねることです。
コミュニケーション力のアップにつながる
ことですから。