営業職に限らず、人は始業時から終業時まで集中力を保ち続けることは難しいようです。
ここが勝負どころ、と分かってしまえば全神経を集中することはできます。
一般的に営業マンが契約に至るまでの過程では、いくつかのヤマ場が訪れます。
そのタイミングに集中力を欠いてしまうと、成約に到達するまでに苦労を強いられることになります。
最悪、受注を逃してしまうことにもなりかねません。
トップセールスは積み重ねてきた経験と磨いてきた営業勘で、集中できる能力を発揮します。
勝負どころを知り集中するとこんな効果が!
集中力が高まっている時、相手の悩みや課題をしっかり聞きとることができます。
そのニーズを満足させるアイディアがその場で閃いたり、持ち帰って検討している時に解決策を考え出すことができたりします。
まずは集中力がないと、顧客ニーズを理解できるタイミングを逃してしまいます。
製品開発にもつながる重要な過程を素通りしてしまいます。
集中力を欠いてしまうと最悪の営業作品となることも
わずかな時間でしたが、集中力を途切れさせてしまった経験があります。
訪問先で試作の打ち合わせをしている時、次の打ち合わせ項目が頭をよぎってしまい、重要なポイントを聞き洩らしてしまったことがあります。
試作品納入時、一部打ち合わせと違う個所があり、再度作り直すことになってしまいました。
余計な時間と費用がかかってしまいました。
お客様には迷惑をかけることになり、社内の製造現場にも二度手間をとらせてしまいました。
集中力アップが成功の鍵
営業力を身につけるため、セミナーに出かけたり勉強会にも参加したりと、さまざまなことにチャレンジしていることと思います。
営業実績が伸びず苦戦している人もいるでしょう。
考えられるその原因は?
「集中力」が足りていないかも?
営業力が伸びない人は、営業現場で集中していないことが多いようです。
集中力が高まっていれば、仕事の効率が上がり、お客様の本音を知ることができるようになります。お客様の本音(ニーズ)に気づきやすいのです。
お客様の本音(ニーズ)がわかれば成約率が上がります。
ここ一番の集中力は成約率に直結
営業マンとして、高収入を得るようになれるか、高収入を得られないか、夢が実現するか、実現できないか、成功するか、成功しないか、それは集中力アップが鍵です。
実績のあるベテラン営業マンは、長年の経験から勝負どころを逃しません。
持ち前の集中力を発揮させるタイミングをしっかり捉えます。
集中も習慣化すると力になる
仕事ができる人は仕事の優先度の判断とは別に、「ここ一番の集中力」がたいへん高い人が多いです。
勝負どころを的確に判断することができて、その場面では抜群の集中力を発揮できる人が、営業の世界で成功するのです。
その集中力はだれでも身につけることができます。
集中力をつける日頃の鍛え方は?
一つのことに専念してみます。
食事の時も、読書の時も、会話をしている時も、そのことだけに集中するのです。
集中も習慣化してしまうと力として身につきます。
余分なことに気を巡らすと、うっかりミスにもつながります。
気分が乗ってきたら一気にやり抜く癖をつけます。
仕事を面白くするコツが集中につながる
アナログ的なやり方ですが、「集中」、「集中」、「集中するぞ」と心の中で唱えてみましょう。
深呼吸して息を整えます。
成果だけを思い浮かべれば、気持ちは前向きに変わります。
「この商談がうまくいけば・・・・・」と考えればやる気も出てきます。
やる気が出てくれば集中力もアップしてきます。
仕事を面白くすることを忘れないでください。
すぐに取り組んでください!
集中力が鍛えられると、聞く力も高まってきます。
仕事現場だけではなく、日常生活でも気をつければ身についてきます。
すぐにでも取り組み始めてください。
あなたの夢を叶えることができる能力、それは「集中力」です。