営業職を続けてよかった!
私はずっと営業職を続けています。
他の職種に変わろうと考えたことはありません。
営業成績が好調な時もあれば、
まったく振るわず上司から叱咤されたことも。
でも営業職を続けている間に、
多くのスキルを身につけることができました。
それぞれの職種で必要な知識やスキルは
違ってくるでしょうが、毎日人と会う
営業職ならではの力がついてきます。
私なりに整理してみると、
☆どんなタイプの人とでも物おじせず会話が
できるようになった
☆どんな場面でも、緊張することはあっても
対応できる自信がついた
☆人の話を傾聴し、相手の求めていることを
理解できる力がついた
☆話術がうまくなった
☆ロジカルに考える力がついた
☆プレゼンテーション力がついた
☆交渉力がついた
☆打たれ強く、我慢強くなった
☆以前にも増して人が好きになった
など、営業に必要な力が身についたと自負しています。
テキスト風に集約してみます。
・コミュニケーション能力
・必要情報を収集する能力
・顧客が持つ課題を見つける能力
・ヒアリング力
・ロジカルに考える力
・ポジティブシンキング
このようなスキルになります。
営業職を続けていると、何よりも人との
出会いが財産になります。
毎日人と会うのが仕事ですから、さまざまな
タイプの人と出会います。
それぞれに経験を積んでこられた人たちです
から、触発されることも多々あります。
≪あなただったら、
どちらの営業マンから買いたいですか?≫
こちらの話を聞かずに一方的に自社の商品の
説明だけをしてくる人。
こちらの話をじっくり聞いてくれる人。
現代社会では、モノ・サービスは溢れており、
それに付随する情報は簡単に入手できます。
当然、お客様は情報をたくさんもっている
わけですから見る目は厳しくなっています。
営業現場で要求されるのは、
「自社や自分のことをしっかり理解して
くれているのか?」と、お客様の立場に
立った営業姿勢です。
言い換えると、お役様の持つ悩みやニーズを
理解するスキルです。
ビジネスの成立には信頼関係が築けていないと
いけません。
それにはお客様のことを理解する力が必要に
なってきます。
自分の考えは一旦脇に置いて、相手の話を
集中して聴けるかどうかが重要です。
自分勝手な判断で話を進めているようでは、
チャンスは失われてしまいます。
相手の「悩み」、「ニーズ」をしっかり捉えて、
相手の立場を理解しそれに共感できる力を
養えば、あなたには多くのファンができてきます。
≪トップセールスは「聞き上手」でなければ!≫
営業職は「話し上手」だけの人がなる職業
ではありません。
ビジネス現場で、相手の話を聞きながら
「次は何を話そうかな」と考えているようでは
営業成績は上がりません。
「相手は自社の商品が必要かどうか?」
「今、お客様はどんな状況にあるのか?」
「担当者の悩みは、ニーズは?」
「自社の製品・サービスはお客様に有効かどうか?」
集中して聞き耳を立てて商談を進めることが
できるかどうかです。
お客様が抱えている課題解決のために、自社
の製品・サービスを提供するのが営業職の
仕事です。
トップセールスの仲間入りを果たすには、
たくさんの営業スキルを身に付ける必要が
あります。
中でも重要なスキルは、
「ヒアリング力(質問力)」、
「相手に共感する力」です。
経験を重ねて身に付いてくる力です。
営業現場では、
同じシチュエーションは存在しません。
研修などで補えるものではありません。
諦めずに「PDCA」を重ね創意工夫が
あれば、あなたもトップセールスの仲間入りです。